2015年10月26日月曜日

コード構成音とミュート奏法。

コードAから音の構成を分解して考えると、ギターの基礎知識が理解しやすいと思います。
初心者の方でもやりやすいので、KeyAの3コードと言われる、オールマイティーに使えるフレーズから学んでいきましょう。

最初は指一本で押さえられる、R5弦の解放弦と各トーンナンバーの音(4弦を指一本で押さえる)を繋ぎます。この段階では指で押さえる4弦の範囲を1オクターブまでにします。

5弦の解放弦が水色のRで書かれています。パワーコードのスケールで使われる5・6・7は外れが少ないので青で表示しました。濃いオレンジ色は1Rが1オクターブ上のルート音、オレンジ色の9・11はルート音のすぐ上の音としては2・4と書かれる音ですが、オクターブあがるとそれぞれ9・11と呼び名が変わります。



ピアノの鍵盤で表示すると分かりやすいと思います。おそらくコードの構成はピアノの鍵盤の位置から数えられた物だと思います。
ルート音を1として、それぞれ白鍵盤で何番目の音になるか、だけM7とずれていますが僕がつけた名前ではないので、このまま理解してください。
上のギターのフレット写真は下の画像のコードCの構成音を、そのままコードAに移調しています。


さて、ミュート奏法です。画像のようにブリッジの、ややピックアップ側に掌を軽く当てピッキングします。この位置がずれると音も変わるので、その変化もアレンジの一つと考えてください。


4弦の押さえ方は、人差し指でしっかり押さえますが同時に1・2・3弦にも触れてこれらの音を消音します。同時に親指で6弦の消音も行ってください。最初は消音が上手くいかなくても気にしないで。

この指の形を前後にスライドさせて、一番最初の画像の音を色々組み合わせてフレーズを考えてください。


スライドの際に、力を入れたままスライドするか、音ごとに力を入れて発音させるか、この点でもフレーズに変化を付けることができます。組み合わせも同時に考えてみましょう。


この方法で弾いたギターの音を録音しました。Dryで録音しているので、後からアンプやエフェクトを自由にかけることができます。それによってイメージが変わってきます。








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