2015年11月8日日曜日

ブラウザーの解説2。

せっかくここまで書いたので、ブラウザーの機能に関して分かることを全部書いておきます。
GroupはMixerで掛けたいエフェクトを、グループごとに分けて掛けることが出来るようになります。

ちょっと飛びますが、Audio Inはマルチ・トラック・レコーディングを行う場合に、複数の楽器の音をそれぞれのAudio Inから録音する事が出来るようになります。ただこの機能はマルチ・トラックに対応したデバイス、In putの端子をステレオ以上必要になるので、少し敷居の高い機能です。

Audio Outは、サラウンドに対応していると思います。5.1Chや7.1Chに対応できるのかもしれませんが、僕はその環境を持っていないので、テストはできていません。


MIDI IN・MIDI OUTは、Componentsを追加時に自動で結線されます。この時に赤枠で示した鍵盤の表示を見てみると、MIDIキーボードやパッドあるいはコントロールノブなどの外部コントローラーが認識されている場合、鍵盤を押したりパッドを叩いたりすると白く表示が変わります。
表示が白く変わっても音が変化しない、音が鳴らないなど不具合は、結線が上手く結ばれていない事に多くの原因があります。


PresetsはenergyXTのデフォルト音源Synthesizerの音色になります。ちょっと面白いと思ったのは、PianoとSHORT STRINGSで、sf2形式つまりサウンドフォントを読み込んでいる点でした。
サウンドフォント・プレーヤーとしても機能しているのですが、実証した結果としてデータ容量の大きいサウンドフォントを読み込もうとすると、energyXT自身が落ちてしまいます。データ容量の小さいサウンドフォントは読み込むことが出来ました。ただ、使用するたびにファイルのプロパティで容量確認を行うのは現実的ではないので、余り冒険しないでください。


Pluginsは初期設定のSetting項目で書いた、VSTプラグインのフォルダに登録されている一覧になります。
このブラウザー上では認識できているVSTも実際に稼働させてみると相性の悪い物もあります。


Loops&clipsは使用できるデフォルトのLoopsと、自分で保存したLoopsを読み込むことができます。
それぞれのファイルは、左クリックの長押しでLoopsの全体が聞けるようになります。ただクリックするだけでは、最初の音しか聞こえません。


Samplesでは、自分で録音したWavデータを読み込む事が出来ます。また、Settingでフォルダ指定すれば、コレクションしているSamplesも読み込めます。


最後の機能Audho Poolは、ちょっとまだ理解できていません。















0 件のコメント:

コメントを投稿